顧客管理
カルテ検索
顧客番号、顧客の氏名、どちらからでもカルテを検索することができます。
氏名での検索の場合はメイン画面に五十音が表示されておりますので、マウスだけで操作することが可能です。
顧客情報作成
新規のお客様の場合、氏名や住所などお客さまの情報(顧客情報)をデータとして作成する必要があります。
しかし実際の業務では、お客様を放置して顧客情報を作成するわけにはいきません。
BeCSでは、カルテだけ先に作成して後から顧客情報を作成することも可能です。
カルテ作成
できる限り直感的に操作できるように心がけました。
お客様へ行った施術内容、担当者、店販商品、ポイント担当の有無、割引対応など、すべてマウスだけの操作で簡単に行うことができます。
ポイント担当
施術の一連のプロセスを分割して、各プロセスでの担当者を記録できます。
例えば、カット(¥3,000)の一連のプロセスを「シャンプー(¥750)」「ブロー(¥750)」 「カット(¥1,500)」の3つのプロセスに分割したとします。
メインは店長が担当してブローとカットを行い、シャンプーは見習いスタッフが行った場合でも、通常はメイン担当だけの売り上げとして計上されてしまいます。せっかく一生懸命にシャンプーした見習いスタッフの実績として記録されないことになってしまいます。
また、見習いスタッフだけでなく、単にシャンプーだけスポットで施術したスタッフへの評価もきちんと行うべきでしょう。
このようにポイント担当の機能は実際の美容室での運営を反映した機能となっています。
閉じる店舗情報
店舗情報
お店の情報を設定します。通常の、店舗名、商品、スタッフ等の登録に加え、
- 釣銭の準備金額を設定しておくことによって、終業時の現金残高を把握することができます。
- 毎月の締日を任意(月末or固定日)に設定できます。
- 消費税を内税/外税に設定できます。
条件検索
失客率を指定(月単位)して顧客の検索ができます。
また、以下の条件を組み合わせて検索をすることもできます。
- 性別
- 年齢(固定、範囲指定が可能)
- 誕生月
- 施術履歴
- 来店履歴(期間での検索)
- 来店回数(「回」、「以上」、「以下」での検索が可能)
- 担当
- DM送付可否
売り上げ閲覧
月単位、日単位での売り上げを閲覧することができます。
また、日単位での閲覧の場合はその日に売り上げたお客様ごとの売り上げも表示できます。(表示しないことも可能です)
グラフを表示することも可能です。
グラフは「お店全体の売り上げ」と「担当の売り上げ」を選択でき、表示の範囲は指定した「年」と「月」が選択できます。
もちろん、売り上げ表示、グラフとも印刷可能です。
閉じる終業管理
一日の営業を締めます。
実際の営業ではお店にある現金は売り上げのほかに、
- 当日準備した釣銭
- 経費として支払った金銭
これらを考慮にいれて計算することによって、当日の収支報告として確定します。
閉じる
消費税について
平成26年4月1日より消費税が8%になりました。もちろんBeCSは8%の消費税に対応しておりますが、平成27年10月1日より今度は消費税が10%となることが予定されております。
BeCSでは、平成27年10月1日以降、自動的に消費税を10%として適用されるように作成しております。
また、BeCSは消費税が8%適用以降の発売ですが、過去に遡ってカルテ入力も可能のため、平成26年4月1日より前の売り上げでは、自動的に5%として適用するように作成されております。
閉じるユーティリティ
顧客情報のインポート
美容室を新規開業と同時にBeCSをご使用されるのであれば別ですが、大抵の方は既に開業されていて、お客様の情報も多くお持ちだと思います。
BeCSを使用するにあたって顧客情報は必須ですが、何十人、何百人という顧客情報を1つ1つ入力していくのはとても大変な作業です。そこでBeCSでは特定の様式(CSV)に従ったファイルを読み込ませることで自動的に顧客情報の作成を行う機能が備わっております。
具体的な使用方法は、使用説明書を参照してください。
閉じる顧客情報のエクスポート
インポートは逆の機能で、現在BeCSに登録されている顧客情報をCSV形式のファイルに出力する機能です。
CSV形式は多くのアプリケーションで対応している形式ですので、他のアプリケーションで使用する場合にご使用ください。
もちろん、BeCSで出力した顧客情報をそのまま別のBeCSに移し変えることもできますが、利用規約に反しない範囲でご使用願います。
閉じるセキュリティ
個人情報の保護が盛んに叫ばれているこのご時勢において、顧客情報は最も保護すべき情報です。
BeCSでは弊社独自の暗号化アルゴリズムによって、ほぼ全ての情報を暗号化しております。(暗号化していないファイルは秘密性のないデータです)
テキストエディタではもちろんのこと、バイナリエディタでファイルを開いてみても意味がわからないデータの羅列となって見え、復号(暗号化の逆で、意味が通じる文字に直すこと)するにはBeCSアプリケーションを通してでないとできない仕組みになっておりますので、盗難時など、まさかのときにも安心です。
また一方で、スタッフにも見せたくないオーナー様だけの情報については、パスワード機能を具備しております。
顧客情報の検索については勝手に検索できないようになっております。くれぐれもパスワードの紛失にはご注意ください。